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空き家が多いのはもったいない

これ本音です。
隆盛期を知らないからこの辺が最も賑わった頃はわからないけど、国道や県道沿いの店舗は閉店が多く、空き店舗が朽ち果てていくままに放置されているものが目に付きます。一方で居ぬきを買い取ったか借りて営業を始めた全国チェーンの飲食店も何軒か現れました。

店舗のことは詳しくはわからないですが、個人の別荘や居宅がそこかしこに無人のまま放置されていて、主がわかっている家もありますが、もう朽ちるに任せているものも少なからずあります。台風や風水害で吹き飛んだり流れたりしないか、という心配が杞憂に終わればよいのですが、、、ガソリンスタンドでさえ放置されていて、地中にタンクがあるので容易く解体もできないようで、どこかの地域では近隣の工事か何かで爆発炎上した話を聞くと物騒ですし、元持ち主の責任はどうなっているのかと問いたくなります。

子育ても現役も終えないと交通不便・買い物不便・医療過疎とも言われている当地を敢えて選ぶ人はいないのかもしれないですが、土地は安いし家もリノベすれば十分住めるものばかり。見ていてほんとうにもったいない!何軒か所有しても意味がないのでただ見ているしかないのですが、知人で近所の人が撤退するので買ってくれないかと言われて買い取って物置替わりにしているという話は最近聞きました。ほんとうにあるところにはあるのですよね。
※購入するならリノベーションしたものがおすすめ(個人の感想。拙宅は失敗したから)

都心とは比較にならないですが、マンションで億越え、戸建てになれば更に手が届かなくなっているようで、昨今は35年ローンではなく50年ローンが普通になっていくとか。その利息は1000万円と予想され、払っても払っても最初の10年くらいは利息分なのかもしれないですね。

ならば地方に、、、とはならず、教育・進学・子育てを考えるとやはり条件はクリアしたいところ。
それもわからないことはない。

当地に来てわかったのは、意外と独身男性や一人暮らしが多いということ。死別もあるし(協議)離婚、元シングルファザー、ずっと独身の男性と事情はいろいろ。スーパーへ行くと男性ひとりの買い物客がこれまた意外と多いのは単身赴任も含んでのことでしょうか?

ご夫婦二人暮らしでもリノベせずにいずれ老人ホームにというお家もあるので、決して終の棲家とはならないのかもしれないですが、それまでのいっときの”〇〇庵2、晴耕雨読、ガーデニングや釣り、ゴルフにはじまり、自然大好き、静寂大好きな方には当地に限らず、もっと本腰を入れて探してみてもよさそうと思うのは余計なお節介でしょうか?

実際、ここを探すにあたって、町の不動産会社と一緒に現地内覧をしたり、スマホアプリのアットホーム、スーモほか。いくつかを絶えずチェックしていたものです。同じ物件が掲示されていることもあるし、鍵を共有していて、もちまわりということも転勤族だったので既に承知のうえ。オーナーは他にいらっしゃる場合と不動産会社が買い取りしてリノベなど、種々様々のようです。

アプリで良い物件があるのか?と思われるかもしれないが、ちゃんと不動産会社の営業さんが最寄り駅などに迎えにきてくれて、その日中に数軒内覧させてくれて会社で説明を受けるという図はネットも何も条件はかわらないです。迎えだけでなくもちろん送迎つき。会社ではお茶接待をしてくれてすこしなごみます。

一日で信頼関係が構築できるかはその人や相手次第だと思いますが、他にも断ち切りがたいご縁はありました。田舎なので狭いといえば狭くて、そこから購入しなかった不動産仲介会社がこの近辺をリノベして販売していたり、この辺一画のインフラ管理を一手に引き受けている会社もあります。なので、たとえお断りするとか立ち消えになったとしても、双方円満にしておいたほうが良さそうです。

不動産会社は都内に住んでいるときでも郵送やメールなどで優先的におNewな物件を知らせてくれたりして親切丁寧でした。ある会社などは都内に事務所があるとのことで、それはあとで知りました。じょじょに話は煮詰まっていくのですが、結局、アプリで紹介されていて気に入った図面(まだ写真があがっていなかった)を見て即予約して現地に向かったのでした。

経緯については詳細は既に書いているかもしれないですが、あとは決断あるのみ。こだわりをいくつか満たしているかは大きいけど・・・予算は抗しがたい要因です。

住んでみて思ったのは目移りしないことはない、ということ。なのでどこで手を打つかは後悔してもきりがないのである程度タイムリミットがあったほうが決めやすいかもしれませんね。大きな買い物ですが、家も三回目くらいがちょうど希望にそったものになると聞きます。

因みに実家でも決めるときは相当見てまわりましたが、期待外れな帰り道にふらっと立ち寄ったところが意外と空き家が多かったというラッキーな物件との出会いがありました。その前はいわゆる注文建築だったのですが、のちのち妥協とか譲歩はしないほうが良かったと思ったそうで、家の向きをこっちに変えてくれないかという相談があって同意したのですが、道路幅としてとっているところを塞いでもう一軒建てるという目論見で、その道路がある無しでは利便性も違ったでしょうし、密集した印象も違ったものになったでしょう。そのこともあって、次の家はかなり道路幅も舗装された環境もしっくりくるものでした。

今は土地もマンションも高騰して1億くらいで買ったマンションが七億しているとTVで話していましたが、実際、バブル期でも2800万円くらいの郊外土地付き一軒家が一時期は7500万円で売ってくれないかと不動産会社から言われたと身近で話している人がいました。狂乱物価でしたからそれもあり得たのでしょうが、またここにきて土地建物が手に入りにくいものになってきているようですね。

やはり地方や交通の便がよくないところは敬遠されるのでしょうが、充分に期待できるような広さとそこそこの築年数のところは探せばありますし、新築の相場というのはほぼ変わらないですが、中古はまちまちなので、嫌でなければそれも選択肢のひとつですし、安い土地から購入して新築を建てることもありだと思います。

私も地方に住むことはほぼ考えていなかったし、転勤で関西を離れたときに戸建てというか新幹線最寄り駅が近くても都市ガスではないという現実に随分失望もし、更に田舎にいくと公営水道や下水のインフラさえ整っていないことに愕然とするのですが、、、それはそれでまた欠点ばかりとは言えないと思うようになりました。

ながなが書いてしまったので、また続きはいずれそのタイトルを設けて書いていきたいと思います。読んでいただきありがとうございました。

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