ゴルフ場の仕事
ゴルフ好きな方はラウンド中に一度は見かけたことがあるゴルフ場スタッフの方。
学生の時はキャディアルバイトなども人気でしたし、研修生がキャディなどを務めてプロを目指すという時代もありましたよね?(今もあるのかも)
しかし、プロになれるのはほんの一握り。レディーストーナメントを見ているとどんどん若い方の進出が見られて、「そうでもないのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、やはり今でもそう簡単にプロになれるわけではなさそう。
それで夢破れてスタッフになったという方がいないわけではないですが、身近な例ではご近所の方々(スタッフ)が意外と多いようです。
しかも平均年齢がとても高い(非正社員)ようです。
一言でゴルフ場スタッフといっても、レストランありお風呂あり、宿泊施設あり、ショップありなので、コース管理だけをさすわけではありません。
特に資格が必要というのは聞いていませんが、お風呂ならボイラー技士、グリーンキーパーならある程度の経験年数などが求められるようです。
※未経験でさせてくれるゴルフ場もあれば経験者のみとしているところもあるそうです。
そのほかにはポーターと言ってお客様がカートでラウンドする準備と後片付けをします。これも特に資格は必要ないようですが、カートの操作、出し入れ、方向転換程度は求められます。あと、接客センスでしょうか。お客様(ゴルファー)と直接触れ合うので、クレームもお褒めの言葉も直接受けやすい仕事で、ラウンドと観光を兼ねた海外ツアーがあって一見さんを受け入れているところとそうでないところがあるそうです。海外ツアーは主にアジア圏が多いとか。
カート内の忘れ物、ゴルフ場敷地内でのクラブ忘れ、紛失などの要望を受けて探し物をするというのも直接接客する仕事では担当するようです。
ビジターを全く受け入れないかほとんど受け入れないゴルフ場もあるので、それぞれ特徴があるようですが、その日に数人しかラウンドしない⛳場もあれば50人以上は普通というところもあって、事前に情報収集は難しく働いてみてわかることは多いようです。
キャディは女性が多い職場ですが、職場内の人間関係はなかなかシビアなので、ポーターやグリーン管理のほうに希望または異動でまわるということはあるようです。
ゴルファーとしてラウンドするのと、実際、なかで働くのとでは雲泥の差、経営者や責任者の考え方や指針によるところが大きいいようで、全国津々浦々コースをもっているゴルフ場とこじんまり(コースは有名)とほぼ創業者経営に近いようなところでは、なにごとも格段に違っていることがあり、研修・福利厚生・人事面・コンプライアンスなど、同じゴルフ場界隈でも雲泥の差があるかもしれません。
何回も書くようですが、事前に収集しづらい情報なので、働いてみないとわからないことが多く、ホテルや旅行関係のように転職がかならずしもデメリットにはならず、経験者として磨かれていくというメリットはあるかもしれません。
職場は辛くて人の出入り(退職者が頻繁)が多くても人間関係が良いとか、職場は穏便でも人間関係の衝突があちこちで絶えない、というのはゴルフ場に限らずあるでしょう。
最初に書いたグリーンキーパーを未経験でさせてくれるところでは、主に造園管理のような仕事中心で大型電動機械の操作もあり、それがマニュアルはなく口頭だけで経験者が「こんなこともできないのか!」式の大声で怒鳴って圧をかける、というどうしようもない職場もあるようです。しかも、いろいろな機械を短期間で覚えなくてはいけないので、年金+アルファでのんびり働けると思ってきた人などは面食らうそうで、元大手企業の役付きの方などはけっこう来られるようですが、「私はその運転はしません(できません)」と最初からNGをだされたり、自分で決めた仕事しかしない方もいて、そのしわ寄せが他の方にまわるということもあるそうです。
また、「〇〇とは組ませないで」とシフト希望を出す人が少なくなく、どうしても温厚な人が割を食うというか、シフトを組む人もなるべく考慮してあげたいと必死で組むので、やむを得ない配置になるようです。
さきほどのキャディさんから他へ移った方などは、ご自身は辞めるつもりでいたけれど、職場から薦められて残ったという仕事はできるというケースで、中にはどうしても輪に溶け込めないということもあるようで、それはどんな仕事でもありがちなので、この仕事だからというわけではないようです。
実際、人の好き嫌いや連携は如何ともしがたく、理屈ではないところが難しいですね。
よく大人だから、とか大人の対応と言いますが、平均年齢が高めな65前後からアラ傘寿(80歳前後)の方中心の職場でははっきり・あっさりしたものと推察します。子供返りとでもいうのでしょうか?
子供のころや若いころは好々爺とか仙人というイメージがあって、年齢を増すごとに器量が大きくなるのだろうと思っていましたが、そうとばかりとも言えず(人のふりみて、わがふりなおせ?)、【実るほど頭を垂れる稲穂かな】は小学校で習ったのですが、理想ばかり追いかけても虚と実の・・・とにかく、アンガーマネジメント(怒らない、むかつかない、キレない)ことが肝心なのかもしれません。
どちらかと言うと私などは我慢の限界を超えて遂に爆発する方ですかね。そういうのは交流分析・エゴグラムの範疇でしょうかね。どちらかというと行動療法に関心があったほうなのですが、、、あまり深くは学ばずいい加減なことは書けませんが、、、産業カウンセラーとキャリアカウンセラー、メンタルヘルスマネジメントⓇ検定までは取得しましたが、奥が深い!ので時間切れでした(言い訳)
話がそれましたが、ゴルフ場の仕事について少しは説明できたでしょうか?
シフト勤務が多いようなので、週三日希望とか希望時間数などは選択できそうですが、時間数は職場側で決定ですし、出退勤も自由な場合とシフト決めがあったりするので、時間厳守できて無断遅刻や欠勤はチームに迷惑がかかりますし、仕事全体に影響するのでそこが一番重要と思われます。
日々、時間と来客数との兼ね合いなのでそれを理解した上で動けることが基本でしょうね。もちろん天候に左右される仕事なので、急に休みになったり、時間変更になるなどは年間を通して何度かあるようですし、大会会場などになれば午前3時出勤とかそれより前というケースがあったとかなかったとか。しかもブランク時間は待機していても出勤に換算されない職場があったり、早朝出勤をカバーするためおにぎり一個ずつ差し入れという、、、それも考え方次第で、休憩所や2時間ブランクがどうしても毎回あるような職場では横になる場所も用意されていて(無給)家に帰るには遠すぎる人向けに配慮されているそうです。
1日2時間でも1週間に換算してみると1日分の時給になり、一か月では、、、と考えると、経験をつけるだけの最初の仕事と我慢するなら良いかもしれませんが、時間は貴重ですからね、、、?
福利厚生については、これもまちまちで応募前にもしそこで働いている方に聞けるなら、聞いておいたほうが良いでしょう。求人誌やネットに書いてあっても絵にかいた餅、実際は空き時間の練習もムリ、従業員の練習ラウンドも「どうぞ!」という環境もあれば、年に数回という、、、書いてあることと不一致なケースもあるようです。
まだまだブラックなところもこれからも変りそうにないところも、上司がかわれば環境もかわったというところもあるそうで、、、一概に言えません。あまり妥協ばかりしていると、気がついたら大きな時間消失と趣味と実益はたわごと、ということになりかねませんから、、、よく聞いて、よく考えて応募しましょう。
とはいえ、地方・田舎・高齢者・引退後と応募側もかなり譲歩しないといけない部分はあり、どこですり合わせるか、なのですが?
そうそう!時給や有休付与についてもしっかり確認してくださいね。
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