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移住後すぐ職探しを開始するための準備

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今回は、書き始めたものの、意外と長くなったりまとめ難い点もあったので箇条書きにしてみました。
(言葉不十分な点はおゆるしください。上記本の著者のように私も一時期はキャリアカウンセラーをしていたことがあります。なので書いていることが100%どなたかに該当するということは少ないという前提で書いていることを最初にお断りしておきます<m(__)m>)

1.必要書類を揃えておき順調なスタートをきる。これは鉄則です!!
 終活を経験した方ならここに書くまでもないですが、社会に出てから何年たっても履歴書は求められるので、できれば履歴書はサンプルを書いて置いておくとか、パソコンに保存しておきましょう。
 手書きではなく入力でも受け付けてくれますし、提出しても会社側のフォーマットに入れなおして応募するとか、入社後に改めて履歴書相当のものを入力することがあります。最近はアウトソーシングや人事システム会社のアプリを活用している会社が少なくないので、わりと細かいとところまでも入力させられると思って職務記述書もどきまで書いておくと慌てなくて良いかもしれません。記述書は勤めていた会社での部署・異動・勤務内容・経験年数など思い出して書いておきます。資格をとった年月日はもちろんですが、資格手当が検討される場合は資格や免許の写しを提出させられます。そういったものもクリアファイルに入れて保存しておきましょう。
 アルバイトでも大手あるいは大手グループの会社ですとこういった手続きは念がいっていて、マイナンバーカードとその写しを配偶者のものまで提出というケースもあります。
 交通費支給が車通勤なら、、、4.に書いておきました。
 簡単な地図や総距離が書ける、あるいはナビで見ておいてスクショして同じようなものが書けると迷わないでしょう。

2.転職を探すなら田舎は縁故(口きき、紹介)が強いことを知る・・・土地にもよりますが。
 ハローワークには失業手当の関係で移住後に出向くかもしれませんが、できればいろいろな手続きは土地勘がある無しで大きく違いますので、事前に感が敢えておきたいものです。
 地方にいくと求人があっても先方は門戸を閉ざしていて面接以前でふるいに落とすということもあらかじめ知っておいたほうが落ち込まないかもしれません。面接までいければかなり手ごたえありです。一方、縁故の場合でも書類提出は必須か、そうでないところは・・・あるのかな?
 定年後の紹介就職は特に人物保証みたいなもので、アルバイト先や移住組のサークルや習い事で良い口コミがあって相手の方から進んで紹介してくださるようであれば、これほどありがたいことはありません。面接も顔合わせ程度ということがあります。ただし、紹介してもらったからとそのまま流されずに働きたい希望日数や保険加入の有無などしっかりと伝えて、それがダメならお断りするくらいの心構えでもいいでしょう。ご縁やしがらみで我慢して入っても長続きしないでしょうおし、短期でやめてしまったほうが相手の方の失望が大きくなりかねませんから。
 その時は相手が想定した仕事や勤務時間と格差があっても、「それでは検討して再度ご連絡」と言われるくらいでもいいのではないでしょう。その後連絡が来なかったとしても。

3.引退後に正社員は難しい(資格や特別なケースをのぞいて)
  アルバイト賃金は低く、希望日数や時間を満たせないと言われることもある。
 東京並みの時間給は期待できませんし、職種や時間帯によってかなり違ってきます。ご存じのように1100円~となっていて経験に依り云々と書いてあっても、ほぼスタートは最低賃金からで、某地元企業では何十年も同一賃金で変わらない、それでもこの年齢だからと他での採用はムリになって妥協しているケースはあるそうです。正社員は職種や相手先にもよりますが、40~50代なら準社員や社員扱いで採用してくれそうです。

4.通勤費は車通勤なら免許証・車検証・保険加入の写しを提出が必須のところがある。

5.日勤入力、日々の在庫管理業務、給与確認、源泉徴収ほか全てが入力要でスマホやタブレット操作は大前提。
 その前に面接エントリー、書類送付、志望動機、、、これらも現役学生さん並みに入力申請と知る。これは昨今の転職サイトで経験済みなら問題はないかと思われます。

6.大量採用、即採用は大量退職者、頻繁な募集が背景にあるかもしれないが、本人次第なので仕事や環境があっていれば問題なし。働いてみないとわからないことは多い。

7.想像以上に力仕事、動く仕事、眼を酷使する細かな仕事もあるので、「健康」「自己検査」などはしておいたほうがよい。
 たとえば免許証更新の時に視力でひっかかるような場合は白内障などを調べておくとか、視力検査、聴力検査などから仕事をしてみて困らないようにしておく。健康に関しては指定の用紙で健康診断書を提出する場合もある。

以上のことから、事前に会社での仕事内容などがわかっていたらいいのでしょうが、なかなかそういう情報ははいってきにくいのと、昨今は退職時にも誓約書もどきがあって、社内のことはもちろん知りえたことを漏らさないなどという規約を提出させられることがあるようです。
 もちろん、社内の何らかの情報を持ち出すなどはあり得ません!

 健康保険に加入するのかどうかは入れたとしても入らないのか強制なのかなど、事前に決めておいたほうが良いでしょう。因みに年金を受給していても厚生年金は天引きされますし、ねんきん定期便は納めた額をお知らせで送ってきます。
 アルバイト先の所得税と社会保険は年末調整してくれる場合とそうでない場合があり、年金や医療費ほか20万円以上の副収入なども自己申告(確定申告)するので、11月ごろから準備していても遅いことはなく、源泉徴収が揃ったらすぐに税務署に提出するくらいで良いでしょう。還付金がある場合など、1月から随時受け付けてくれるので、2/16~3/15にこだわる必要はありませんし。
 特に退職した年や翌年は何かと手続きが多くなるでしょう。
 
 なので、あまり出勤日数を増やし過ぎると役所などに行く時間も限られてしまいますし、気を付けましょう。年金を受け取りながら働くことはできますが、ハローワークで手続き中とか失業手当受給中は年金手続き(給付)が停止されますので、

1.失業手当関連の手続きと決められた日の参加(面接)を最優先に動くことになります。

2.失業手当給付が終了したら速やかに連絡して年金手続きを進めてもらいましょう。企業年金の方は報酬比例年齢(があったとき)に該当したら給付が始まります。
厚生年金でも多額の振込があるという方はこの企業年金(企業年金連合会)からの振込が締める割合が少なくないようです。これから就職する方なら将来を見据えてそういった点(加入している会社かどうか)を知っておくことも選択肢のひとつかもしれません。

3.仕事(勤務日)は入れすぎず、最初のうちは様子を見ましょう。増やしていくことは難しいかもしれないので、減らしていけるかどうかも検討しておきましょう。

4.休暇がとりやすいか、慶弔だけでなく趣味・旅行などで連休がとれそうか、、、折角の悠々自適生活が仕事一辺倒になりすぎないように、その辺も考慮してくれそうかどうか、、、ですが、アルバイトと思っていても、求められるのは正社員並みというところは少なくないと思っておいたほうが良いかもしれません。残業などが多いとか、その日に急に残ってくれと言われる、あるいは早朝出勤を求められたり、シフトの変更が急に電話で指示される、など、、、学生さんのアルバイトでも起こりうるかもしれませんが、全てを事前に聞けるわけではないので、縁故や紹介ではそれとなく特徴(利点や難点)が聞けるケースがあるので良いでしょう。最初からすぐ辞めようと思って仕事に就く人は稀でしょうが、やむなくそうなってしまわないためにも。

以上、思いつくところをあげてみました。
老婆心から書いたとか、人によってはネガティブ思考と思われる書き方もあるかもしれませんが、上記の中には当地で経験したことが少なからず含まれています。
もし、多少でも転ばぬ先の杖のようなお役にたてることがあれば幸いです。

※冒頭文の補足になりますが、キャリアカウンセラーは若い人向け(多数の大学での就職セミナー、就職博、会計・医療・観光等の専門学校)だけでなく、いわゆる再就職準備にも関わらせていただきました。また、公立職業訓練校においてもキャリアコンサルタントを拝命していたので、失業給付を受けながら資格や講習を受けながら数か月~1年間、学校に通っている方のキャリア支援、職務記述書・面接対策も担当していました。その専門科は広範囲にわたり、システムエンジニア・造園系・溶接・接客・洋裁・経理実務など各科在籍の方々を対象とするものでした。

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